Architecture
どんな仕事?【建設業務】
新たな基地局を造る
当社の保守メンテナンスに関する技術と実績は業界で高い評価と信頼を得ており、パートナー各社より移動体通信基地局の建設工事への参入要請をいただくまでに至りました。そこで2021年に体制を整え、基地局建設部門を設けてさらなる実績を積んでおります。
建設業務は「置局計画」「置局交渉業務」「基地局建設」です
1 置局計画
通信ネットワークの安定性・信頼性を高めるため基地局建設に最適な土地や建物を割り出すためのシミュレーションを行います。設置場所の候補が決まったら、設計や国への申請を行います。
2 置局交渉業務
土地や建物のオーナーさまや近隣の方への交渉・説明業務を携帯会社やパートナー企業とともに行います。
交渉が成立したら、計画書や設計書を細かく詰めていき、建設の準備を行います。
3 基地局建設
必要な資材・機材は基地局ごとに支給されます。自社倉庫にて一時預かり、部品の組み立てや溶接などの下準備を行っておきます。
基地局完成後、稼働の設定を行い、通話やデータ送受信テストを行います。
仕事の流れ
【置局計画】
建設候補地
通信ネットワークの安定性・信頼性を高めるために必要な基地局建設に最適な土地や建物をリストアップしていきます。
【置局計画】
調査・情報収集
設計(携帯会社)
建設候補地
候補地の絞り込みができたら、抵当権調査や耐震強度の調査など設計に必要な情報収集を行います。その情報をもとに携帯会社が設計を行います。
2
【置局計画】
調査・情報収集
設計(携帯会社)
建設候補地
候補地の絞り込みができたら、抵当権調査や耐震強度の調査など設計に必要な情報収集を行います。その情報をもとに携帯会社が設計を行います。
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【置局交渉業務】
調査・情報収集
設計(携帯会社)
土地や建物のオーナーさまや、住民、近隣の方へ置局交渉と説明を行います。
地域の方々へのご理解とご協力あってこその置局ですので、誠心誠意つとめます。
【基地局建設】
スケジュール
の調整
施工の準備を整えます。資材や機材の手配、他の基地局建設スケジュールとの兼ね合いを見計らいながら、スケジュールを立てていきます。
5
【基地局建設】
資材・機材の
預かり・管理
携帯会社やパートナー企業から基地局建設に必要な資材や機材が送られてきますので、自社倉庫で管理をします。仕様書・設計書通りに必要なものが揃っているか、損傷や不具合はないかなど検品を行います。
6
【基地局建設】
資材・機材の
組み立て
建設現場での作業は屋外のため、天候に左右されます。またビルやマンションなどのビル局の場合は建設に時間がかかるとご迷惑になります。
そのため、事前に作業可能な組み立てや機器の調整などを行っておきます。
7
【基地局建設】
いよいよ建設です。
もちろん安全第一!
携帯会社やパートナー企業との連携で、速やかに作業を進めていきます。
報告書作成のために、写真を撮影することも大切な仕事です。
8
【基地局建設】
稼働テスト・通信テスト
不具合調整
機器を設置し、正常に作動するかの確認を行います。実際に稼働させた場合の電圧確認、光レベル測定、機器の挙動など、施工基準に沿って確実に確認し、不具合があれば調整し、再度確認という作業を繰り返します。携帯会社の担当者と連携をとりながらの作業です。
【基地局建設】
完成図書(報告書)
作成
現場施工写真を含めた施工報告書を作成します。
記載すべき内容が義務付けられていますので、漏れなく・抜かりなく作成を行います。
意外と仕事の内容が多岐に渡ります
もちろん、すべてをひとりで行うわけではありませんが、現場の最前線で工事に携わる仕事からスタートし、徐々にできるポジションを増やし、基地局建設のエキスパートとして成長してもらいたいと考えています。
多くの苦労を重ねて基地局を建設し、稼働テスト・通信テストがうまくできた時の達成感を、ぜひ味わってほしいと思います。